災害とアマチュア無線


〜携帯電話が使えないときでも アマチュア無線ならつながります〜

  

 1995年1月17日、近畿地方を直撃した阪神淡路大震災。
 あのとき重要な情報伝達手段である電話回線も被災し、災害に関する情報収集は困難をきわめました。
 さらに情報の混乱は、救助救援活動の大きな障害となり市民はパニックに陥りました。
 「パニック状態に陥った時、どのようにして正確な情報を伝えるか?」
 大震災以降、多くの会社や組織がこの課題に取り組んでいます。
 震災後、アマチュア無線家の間で、災害時への備えと非常通信の訓練が、積極的に行われるようになりました。ではなぜ、アマチュア無線が非常時に有利なのでしょうか? 


・アマチュア無線家は、混信やフェージングなど電波状の悪い中で確実に情報を伝えるためのテクニックとノウハウを持ち、日頃の交信で自然に訓練されている。
 
・アマチュア無線は、携帯電話などと違い基地局が必要なく、周波数や通信相手を自由に設定できるため、非常時にも柔軟な運用ができる。(一般の業務用無線は、運用場所や通信相手などの制約が大きい。)

・日頃の無線通信や移動運用によって、「電波の伝わり方」や、山間部や海岸部の地形などを熟知しており、そのような知識が、日頃の災害対策に役立つことがある。

・アマチュア無線家は地元の地理だけではなく、全国の地理に精通しており、被害状況の把握や救援の手配といったとっさの判断を行いやすい。

・職業・年齢・地域の垣根を越えたアマチュア無線家同士のヒューマンネットワークは、情報が混乱する非常時に心強い味方となる。

 

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